友達がいなくても、父と一緒にプログラミングができれば幸せだった少女。そんな父はある組織の策略で多額の借金を背負わされると、最愛の娘を簡単にその組織へ売り飛ばした。悲しみに暮れる間もなく、少女はそこで出会った銀髪の男に恋心を抱いてしまうのだった。
少女はどこにでもいる魂魄。兄のような存在と家族のふりをして平和に暮らしていた。ある春の日、お花見をしに行った2人は巨大な化け物に襲われてしまう。兄が行動不能になる中もうだめだと目を瞑る少女。絶体絶命の彼女の前に現れたのは、十の数字を背負う銀髪の少年だった。
その双子は異能の正統継承者の証を持って生まれた。幼馴染でライバルの隣人に怪我を負わせた兄は、強くなって彼女を守ると誓う。そんな兄を見ながら少女は育った。自分はなんのために戦っているんだろう。自分の立場に悩む少女は今日も答えを探しに夜の学校を駆け巡る。
いろんなシチュエーションでジンに振られる短編集です。
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